
※町田市HP「プラスチックごみ資源化実験の結果をお知らせします」より転載
詳細は:http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/gomi/puragomi_jiltuken_keltuka/index.html
■ プラスチックごみ資源化実験の結果をお知らせします
◆これまでの経過 (省略)
◆収集実験からわかったこと (省略)
◆圧縮実験からわかったこと
(1)圧縮と温度
パッカー車(収集車)にプラスチックごみを詰め込む時や、プラスチックを圧縮する過程で懸念された発熱現象はみられませんでした。
(2)有害物質の発生について
圧縮実験では、軟質プラスチックと軟質と硬質-を混ぜた混合プラスチックから、燃料や塗料などに含まれている揮発性有機化合物と、樹脂の原料などに使われているアルデヒド類が微量検出されましたが、クロロホルムとトルエン以外の物質は国の定めた基準値を大きく下回っていました。
基準値を超えたクロロホルムの値は軟質プラスチックでは不検出、混合プラスチックでは1立法メートルあたり140マイクログラム(基準値は1立法メートルあたり18マイクログラム)、トルエンは軟質で1立法メートルあたり570マイクログラム、混合で1立法メートルあたり390マイクログラム(基準値は 1立法メートルあたり260マイクログラム)となっています。
※マイクログラムは、100万分の1グラム
混合プラスチックにおいて、クロロホルムの値が突出して検出された原因としては、混合プラスチックごみのなかに漂白剤の容器があり、容器内に残った塩素系の薬剤が紙などと反応して発生した可能性があります。
今回検出した微量の有害物質と、クロロホルムや基準の2倍程度検出されたトルエンは、いずれも他市の同様の施設でも検出される物質で、これらの物質は活性炭による吸着脱臭を行うことによって基準値以下にできることがわかっています。
(3)軟質プラスチックと混合プラスチックの違い
軟質と混合プラスチックでは、クロロホルム、トルエン以外では発生する有害物質の量や種類に大きな違いはありませんでしたので、あえて軟質プラスチックと硬質プラスチックを分別して収集する必要性のないことがわかりました。
(4)圧縮施設周辺への影響
実験は圧縮施設内だけではなく施設周辺でもガスの採取を行いましたが、トルエンやクロロホルムを含めてすべての項目について基準値をはるかに下回っていました。
■プラスチックごみ資源化(圧縮)実験の分析結果 PDF・2.2MB
プラスチックごみ資源化(圧縮)実験の分析結果の詳細な資料です。
詳細は:http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/gomi/puragomi_jiltuken_keltuka/index.html
町田で長年ごみ問題の運動に取り組んでいる人達には複雑な心境であろうな~ それほどにプラスチックは、燃やすも、埋めるも、リサイクルするにも、やっかいなものである。まさに適正処理困難物に指定して事業者の責任ですべて処理させるべきものである。
「東京都清掃事業100年史」によると、美濃部都政の時代、昭和48年に「このような状況に対して、清掃工場に最新の公害防除施設を備え、更にプラスチック類等の焼却不適物については、分別収集を実施して公害防止に努めている。」としてプラスチックの分別回収を実施し、東京都清掃審議会(昭和49 年2 月)は適正処理困難物の指定について(答申)でプラスチック製品について、「プラスチック製品は、その組成上処理過程で無害化を図ることは極めて困難である。すなわち、焼却処理すれば大気汚染、水質汚濁等の要因となり、埋立処分しても耐腐食性等のため、自然還元への障害となっている。」としている。もし、その時点で、プラスチック製品が適正処理困難物と指定され事業者の責任で処理することになっていたならば、現在のような、プラスチック製品の大反乱は歯止めになっただろうに。それが今では、23区でもプラスチックは埋立不適物で焼却ごみになってしまった。